管理部門歴20年の視点で解説する 三世代のお金管理

親のお金整理は何から始める?

子どもが最初に確認すべき5つのチェックポイント

「親のお金を整理した方がいいとは思うけれど、何から始めればいいのかわからない」

これは多くの方が最初に感じることだと思います。

いきなり通帳を全部出してもらうのはハードルが高いですし、
相続の話を切り出すのも難しい。

そこで今回は、
子どもがまず確認しておきたい“最低限のポイント”を整理します。

全部を管理する必要はありません。
まずは「全体像を知ること」が目的です。


① 年金の種類と金額

まず確認したいのは年金です。

  • 国民年金か厚生年金か
  • 遺族年金はあるか
  • 年間いくら受け取っているか

源泉徴収票があれば大まかな金額は分かります。

ここを把握するだけで、
生活の土台が見えてきます。


② 銀行口座はいくつあるか

次に確認したいのは銀行口座です。

  • どこの銀行か
  • いくつあるか
  • 使っていない口座はないか

口座が多いと管理が難しくなります。

「全部見せて」ではなく、

どこの銀行を使っているかだけ教えてほしい

くらいから始めるとスムーズです。


③ 証券口座の有無

最近は高齢の方でも株を保有しているケースが増えています。

確認したいのは、

  • 証券会社はどこか
  • 一般口座か特定口座か
  • 配当を受け取っているか

特に一般口座の場合、
確定申告が必要になることがあります。

ここを知らないままだと、後で困ります。


④ 確定申告をしているかどうか

年金生活でも、

  • 配当
  • 医療費控除
  • 一時的なアルバイト収入

があれば確定申告が必要になることがあります。

「毎年申告しているかどうか」

だけでも確認しておきたいところです。


⑤ 保険・借入の有無

最後に確認したいのは、

  • 生命保険
  • 医療保険
  • 借入金

支払っているものが何か分かるだけで、
お金の流れが見えてきます。


整理とは「減らすこと」ではありません

ここで誤解してほしくないのは、
整理=解約や売却ではないということです。

整理とは、

どこに何があるかを把握し、
判断できる状態にすること

だと私は考えています。

いきなり踏み込む必要はありません。

まずは全体像を知ること。

それだけでも、将来の安心感は大きく変わります。


まとめ

親のお金整理で、最初に確認すべきことは次の5つです。

  1. 年金の種類と金額
  2. 銀行口座の数
  3. 証券口座の有無
  4. 確定申告の有無
  5. 保険・借入の状況

全部を管理する必要はありません。

でも「何があるか」を知ることは、
子ども世代の大切な役割だと思います。

今後、このブログではそれぞれを具体的に解説していきます。

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