※この記事は2026年2月時点の制度を前提に書いています。
親の通帳が多すぎる問題
銀行口座を整理するときの考え方と注意点
親のお金を確認しようとしたとき、
まず驚くのが「通帳の多さ」です。
- 昔の給与振込口座
- 定期預金用の口座
- 地方銀行
- ゆうちょ銀行
- ほとんど使っていない口座
気づけば、5冊、6冊と通帳が出てくることもあります。
「これ、全部必要なの?」
子どもとしては、そう思ってしまいます。
なぜ口座が増えるのか
親世代は、
- 金利が高かった時代を経験している
- 銀行ごとに目的を分ける習慣がある
- 解約することに心理的な抵抗がある
という背景があります。
「念のために残しておく」
この積み重ねが、口座の増加につながります。
口座が多いと何が問題か
通帳が多いこと自体が悪いわけではありません。
しかし、
- 残高の把握が難しい
- 不正利用の発見が遅れる
- 相続時に手続きが増える
- 子どもが全体像をつかみにくい
という問題が生じます。
特に「全体像が見えない」ことが一番のリスクです。
いきなり解約しない
ここで大切なのは、
いきなり減らそうとしないこと
です。
整理とは、
すぐに解約することではありません。
まずは、
- どこの銀行に口座があるか
- 残高はいくらか
- 直近1年の利用状況
を把握します。
整理のステップ
STEP1:一覧表を作る
簡単なメモで構いません。
- 銀行名
- 口座の種類
- おおよその残高
- 用途
これだけで十分です。
STEP2:役割を明確にする
例えば、
- 年金受取口座
- 生活費口座
- 予備資金
- 使っていない口座
と分類します。
STEP3:本人と話し合う
いきなり「減らそう」と言うと反発が起きます。
「どれが一番使いやすい?」
「今後も必要?」
と、対話ベースで進めます。
注意点
- 公共料金の引き落とし口座は変更手続きが必要
- 定期預金は中途解約の条件を確認
- 凍結リスク(認知症など)も視野に入れる
焦らず、段階的に進めることが大切です。
整理とは何か
ここでも同じです。
整理とは、
減らすことではなく、
見える状態にすること
です。
口座が5つあっても、
全体像が把握できていれば問題は小さい。
逆に、2つしかなくても
中身を知らなければ不安は残ります。
まとめ
親の通帳が多いと感じたら、
- まず一覧化する
- 役割を整理する
- 本人と話し合う
いきなり解約しないことがポイントです。
通帳の整理は、
親のお金を見える化する第一歩です。
このブログでは、今後も実務目線で具体的な整理方法を解説していきます。
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