最初にここで止まる
年金の確認は、ここで止まります。
「いくらもらっているのか分からない」
通帳には入金がある。
でも年間でいくらなのか分からない。
税金が引かれているのかも曖昧。
この状態だと、
・申告が必要か
・扶養に入れるか
の判断ができません。
原因はシンプルです。
年金を月額で見ているからです。
最初に確認するのは源泉徴収票
年金は通帳では確定できません。
確認するのはこれです。
公的年金等の源泉徴収票
これは、
会社員が給与でもらう源泉徴収票と同じ役割の書類です。
・1年間の収入
・引かれた税金
がまとまっています。
つまり、
見る場所は違っても
「考え方は会社員と同じ」です。
なぜ通帳ではダメか
通帳だけでは正確に把握できません。
理由は次のとおりです。
・2か月ごとの入金
・税金や保険料が引かれた後の金額
・調整が入ることがある
通帳は結果です。
源泉徴収票は全体です。
源泉徴収票で見るポイント
見る場所は決まっています。
支払金額
ここが最重要です。
年間で支払われた年金の総額です。
税金や保険料が引かれる前の金額です。
源泉徴収税額
ここで
税金が引かれているか
が分かります。
年金も給与と同じように
所得税が源泉徴収されています。
社会保険料
・介護保険
・国民健康保険
などが含まれます。
確定申告で控除に使う金額です。
実務でよくあるケース
年金は非課税だと思っている
よくある誤解です。
年金は課税対象です。
(控除はあるが課税される)
源泉徴収票を見ていない
通帳だけ見て終わるケースです。
これだと
年間収入が確定しません。
手取りで判断している
これは危険です。
税務は
総額ベースで判断します。
源泉徴収票が見つからない
これもよくあるケースです。
・紛失している
・どこにあるか分からない
この場合でも問題ありません。
源泉徴収票は再発行できます。
方法は次のとおりです。
・電話で申請
・ネットで申請(ねんきんネット)
・年金事務所で申請
電話の場合は
ねんきんダイヤルや自動音声サービスで手続きできます。
その際は
・基礎年金番号
・年金コード
・生年月日
などを聞かれるため、
手元に分かる資料を準備してから連絡します。
再発行された源泉徴収票は、
登録されている住所に郵送されます。
到着までに1〜2週間程度かかるため、
確定申告の時期は早めに対応します。
判断基準
ここまでで十分です。
・年間の年金収入が分かる
・税金が引かれているか分かる
・社会保険料が分かる
この状態になれば、
税務判断に進めます。
この後につながる動き
年金の確認は、ここに繋がります。
・確定申告の要否
・医療費控除
・配当との合算
年金はすべての基準になります。
まとめ
年金は
月額で見ると止まります。
見るのは
源泉徴収票です。
会社員と同じように、
年間収入と税金を確認する
ここができれば、次に進めます。